月曜卓1日目~2日目

 以下、「バルダーズゲート:地獄の戦場アヴェルヌス」のシナリオ等に関するネタバレがございます。 ↓

 

 

 7/27の月曜卓第一回セッションの記録

 聖都エルタレル消滅の噂に動揺するバルダーズ・ゲートの街。

 聖都エルタレルからプチ家出中だったアアシマールの少女カピリカは、ハーブリーズ・ベーカリーで万引きをしていたゴライアスの女性、アイラと出会う。すぐに仲良くなった二人が広場で一緒にパンを食べていると、響き渡る女性の叫び声。

 走って向かった下層地域には、貴族の女性に因縁をつけるヤンキー二人組が。時を同じくして駆けつけたドラウの貴族イルフェ、ハーフリングの音楽家クリカンとともに手早くヤンキーを縛り上げた(日陰をこそこそ動き回る、全く貴族らしからぬドラウ)。

 遅れて駆け付けた町の自警団「燃える拳」団員から、冒険者であれば、町の緊急事態に対応するためバジリスク門に参集せよとの命令を受ける。助けた貴族、ナイセン・エオメインからパーティの招待を受けたアイラとクリカンだったが、まずは、言われた通りバジリスク門に向かうことにする。

 バジリスク門は、閉鎖された町から出ようとする群衆と、暴力でそれを鎮圧しようとする「燃える拳」との間で、激しい乱闘騒ぎが起こっている。人手不足に困っているゾッジ隊長より、殺人カルト「死せる三者」の撲滅を命じられ、「燃える拳」団のバッジ(ダサい)を受け取った4人は、とりあえず町の観光をすることにした。

 

 イーストウェイ探検家用具店でウインドウショッピングを楽しみ、フェロジャー花火店で、打ち上げ花火10個(10銀貨)、へび花火10個(10銅貨)を購入する一行に、店主が声を掛ける。倉庫で保管していた爆薬「スモークパウダー」が4樽ほど盗まれたので、見つけたらこっそり取り戻してきてほしいとの依頼だ。職務怠慢で罰を受けるのが怖く、政庁への届け出をしていないらしい。なんとなく安請け合いをした一行は、観光を続ける。

 上層地域に上がり、女王の館で行われている婚礼の儀式を見学。「めでたい」と打ち上げ花火に火をつけるアイラ。駆けつけた顔見知りの衛兵たちにたしなめられ、恥をかくイルフェ。先ほど助けたナイセン・エオメインについての噂を集めると、彼女が、田舎者を招いては上層地域に閉じ込め、淫靡なパーティーを開く不良娘であることを知った。

 下層地域に戻って通信社「バルダーの声」に立ち寄り、最新のニュースを仕入れる。エルタレルは突然消滅したらしい。エルタレル出身であることは内緒にしていたカピリカであったが、表情の変化を見抜いたアイラには気が付かれてしまう。他に、連続殺人犯「シックルマン」についての情報も仕入れた4人は、そろそろ行くか、とゾッジ隊長の手配した情報屋に会いに「エルフの歌」亭へ向かう。

 

 「エルフの歌」亭で情報屋タリナとダイスゲームで勝負するカピリカ。タリナのイカサマを見抜いたイルフェとクリカンの力を借り、見事10金貨を勝ち取った。すると、階下から聞こえる海賊のドラ声。「あいつらを追い払ってくれ」と頼まれたクリカンは持っていた用具を使いタリナを変装させる。2階に上がってきた海賊をペテンで追い払い、カルト教団のアジトが公衆浴場に隠されているとの情報を得ることができた。

 店に取り憑いた歌うエルフの霊から、エルタレルに関する意味ありげな歌を聞く。まだまだ元気な一行は、店主からシックルマンが出現しそうな場所の情報を仕入れ、夜の街へ繰り出していく。

 喫茶「笑い猪」の裏でハムホック屠殺場のリアカーを転がす青年に声を掛ける4人。豚肉を積んだリアカーの隠しスイッチを押すと、遺体と「シックルマン」の名刺が地面に転がる。捕まえて尋問すると「シックルマン」は単独犯ではなく、「死せる三者」の構成員が、街に恐怖を広めるために殺人を繰り返しているようだった。「笑い猪」のマスターに、事件は解決するかも、と伝え、「エルフの歌」亭に泊まる3人(イルフェは帰宅)。

 

 翌朝、「お風呂に入りたい」と言うカピリカの発言で、公衆浴場に行きたい気持ちになる4人。浴場でマッサージを受けるクリカンは、マッサージ師から、公爵の1人サランラ・ヴァンサンパーの三男モートロックが営業時間外の浴場で何かしているのでは、との情報を得る。マッサージ師に口止め料を払った一行は地下に続く隠し扉を見つけ、ダンジョンに潜っていく。

 ダンジョンは悪臭を放つ水が2フィート溜まっており、身長3フィートのクリカンは顔を出すのみとなった。ライトの呪文をクリカンの頭にかけたので、光る生首が水上に浮かんでいる格好になったところで、セッション終了。

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第一回セッション